自己肯定感を高める方法

　子どもの健やかな成長を願う上で、「自己肯定感」という大きなキーワードがあります。そもそも子どもの自己肯定感は、成長の過程で育まれるものです。 暮らしの中で関わる人から、そして一番身近な親の言動などから大きな影響を受けています。

また、昨今は個の時代と言われていおり、「自分らしさ」を大事にすることが重視されるようになっています。 個性を活かすこと、自信ある言動がとれることで、評価されるような流れがあります。 ですから、自信がなく控えで、自分の意見や考えをハッキリと言えないというような状態では、まわりからの信頼を得ることも難しい時代になってきています。

これからの時代に、さらに重要度が増す自己肯定感ですが、世界の中でも日本の子どもたちは特に低いといわれています。では、どのようにトレーニングすれば、自己肯定感を高めることができるのでしょうか。

子どもの自己肯定感は「声」のトレーニングだけでも大きく伸ばしていけます。

自己肯定感をどうやって高めるのか、よく分からないと悩まれる親御さまも多いのですが、じつはとっても身近な「声」と、自己肯定感は密接な関係にあります。声をトレーニングし声の質を高めてあげることで、子どもたちは自然に自分に自信がもてるようになるのです。理由はいろいろありますが、その一つは、よい声を使って話すことで、聞く側の印象がガラッと変わりまわりからの信頼感がアップするということがあります。その結果、話すことに自信や楽しさを感じ、自分の意見を自信持って伝えることができるようになるのです。

自己肯定感を高めるメリット

自己肯定感とは「自分を肯定する感覚」のこと。自分の価値や自身の力を信じ、自分を大切な存在であることを知っている状態です。

つまり、自己肯定感が高ければ高いほど自分を信じて、前向きに生きていけます。子どもたちの未来が大きく開けます♫ しかし反対に、自己肯定感が低い状態だと、自分に自信が持てず消極的な状態になり、ゆがんだ考えや自己否定などネガティブな思考や行動になるリスクが高まります。子どもたちの大切な将来への影響も心配されます…。

そんな心配から子どもたちを守ってあげるために、声活の正しいトレーニング法で声を鍛える経験をさせてあげることで、性格も行動も変わるお子さんはたくさんいらっしゃいます。みんな「自己紹介が上手にできた！」という小さな体験から、自己肯定感にあふれた顔つきになります。

早い時期に「声」のトレーニング経験をもつことは、自己を高める大事なきっかけとなります。もちろん最初は恥ずかしくて、人の前にも立てないという子でも、どんどん自信をつけていきます。仮にすぐにできなくても体験し身体で覚えていくことが大切です。そして親御さまは、 小さな成功でもできたら必ず子どもを褒めてあげてください。

声活による正しいトレーニングをすることで、ほとんどの子が上手に自己紹介ができるようになっています。よい声が自然にでるようになると、自己紹介だけでなく、子どもたちの可能性を開花させることにもつながります！自信に満ち溢れ、まわりの信頼を集め、明るく楽しい将来を歩むためにも、声からも自己肯定感を高めてあげることが、とても大切です。